最近、お客様からよく質問を受けますm(._.)m

おはようございます!

笑足です。

先日も

お客様との会話の中でよく話題になるのが、

「足の小指ってそんなに大事なの?」というご質問です。


一見、小さくて目立たない存在ですが、

実は歩く・立つといった日常の動きにおいて、小指はとても重要な役割を担っています。

今回は、足の小指がどうして歩行に大切なのか?を、解剖学的な視点からわかりやすくご紹介します。

1.足の「外側アーチ」を支える重要な存在

足には3つのアーチ(内側縦アーチ・外側縦アーチ・横アーチ)があります。


この中の「外側縦アーチ」は、かかとから小指の付け根にかけてのアーチです。

この外側アーチがあることで、歩いたときの衝撃を吸収し、地面からの力をうまく逃がすことができます。


小指はその終点にあり、
アーチのバランスを保つ大切な支点なのです。

2.「蹴り出し」のときに小指が地面をとらえる

歩くとき、足の裏は「かかと → 足の中央 → つま先」の順に地面につきます。


最後の「蹴り出し」のタイミングでは、親指側だけでなく、小指側も地面にしっかり接しています。

特に不安定な道や片足立ちのとき、小指が地面をとらえてくれることで、身体のバランスを保つ助けになります。

3.小指まわりの筋肉が姿勢を支えている

足の小指には、

「小趾外転筋(しょうしがいてんきん)」や

「短小趾屈筋(たんしょうしくっきん)」といった筋肉がついています。

これらの筋肉は、足裏の外側のバランスをとるように働きます。


つまり、

小指の筋肉が元気に働いていると、

自然と安定した歩き方ができるというわけです。

4.小指の感覚が“バランス感覚”を助ける

足の裏にはたくさんの神経があり、

「地面の感覚」をキャッチしています。


特に小指のあたりは、足底の外側にある神経の働きで、接地の微妙な変化を感じ取りやすくなっています。

この感覚のアンテナがあるおかげで、体が自然にバランスを取ろうと反応しやすくなるのです。

とても大切な役割のある足の小指を

ぜひ今一度、意識してみてください!

ご来店いただいた際には、

足の状態を一緒に確認しながら、お一人おひとりに合った靴をご提案させていただきます。


足のお悩み、ご相談はいつでもお気軽にどうぞ!🙇🏻‍♂️🍀

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